人手不足による倒産広がる
2014年7月5日
　人手不足を原因とした企業倒産が各地で広がってきた。バブル崩壊後の景気停滞期にはほとんど見掛けなかったが、景気が上向きだした昨年から目立ち始め、ことしはさらに倍増する勢いだ。賃上げによる人材獲得競争はコスト増を招いて中小企業の経営を圧迫しており、アベノミクスで目指す経済再生の足かせとなる懸念が強まっている。
　東京商工リサーチによると、２０１４年上半期（１～６月）は求人しても人が集まらない「求人難」による倒産が１０件、「人件費の上昇」による倒産は１０件だった。年間を通してそれぞれ１０件と９件だった１３年を、ことしは半年で既に上回るペースとなっている。
引用　http://www.daily.co.jp/society/main/2014/07/05/0007117871.shtml

景気がよくなれば賃金が上がる、当たり前の事ですよ。
労働条件が悪ければ人は集まりませんよ、それは賃金だったり環境だったりする訳で、ましてや「お前の代わりはいくらでも居る」なんてバイトに言ってたところなど持っての他でしょ。
あるアパレルメーカーはつい此間まで「海外から優秀な人材を集める、そして日本人でも能力が無ければ年収100万ってことも有る」なんて言ってましたが、最近人が集まらずパートを社員にしたそうです。
またある外食産業は、労働環境が問題で(24時間営業で、深夜一人で調理から会計・清掃まで)時給1,680円でも集まらないそうです。
景気がよくなれば、労働条件の良い企業が募集を増やしますから、ブラック企業に好き好んで就職はしないですよね。
イチローで有名なシアトルは最低賃金を1,500円にしたそうです。
引用　http://www.huffingtonpost.jp/ichiro-wada/seattle-minimum-wage_b_5442544.html

でも賃金が上がると物価も上がっちゃいますがね。
これが日常的に起こっているなんて、ウソだろ! ?と叫びたくなる、ブラック企業のヒドイ仕打ちの数々……。 本書では、いまや社会問題になっている「ブラック企業問題」に焦点をあて、ブラック企業の手口、実際に起こっている事例、そして弁護士だからこそ教えられる、ブラック企業への「対処法」や「闘い方」までを網羅! 「もしかして、自分の会社がブラック企業かも」と悩んでいる方のために、ブラック企業の見分け方、ブラック企業度チェックリスト、ブラック企業から自分の身を守る方法などを、具体的な事例やイラストを用いて、わかりやすく解説しています。 サラリーマンの方のみならず、転職を考えている方、就職活動中の学生など、さまざまな方のお悩み解消に役立つ一冊です。