軽自動車の税金が上がるそうですが、これってアメリカのせい?
【経済】日本の軽乗用車嗜好、外国勢に障壁―「ガラパゴス化」懸念も
ウォール・ストリート・ジャーナル 12月17日(火)11時48分配信
日本の自動車市場は、かつて世界のトレンドセッターだったが、他の外国市場と最も切り離された市場の 1つになっており、孤立してしまうリスクをはらんでいる。当地の自動車メーカー幹部の見方だ。
日本で販売された乗用車の90%強は日本のブランドだ。そのうち3分の1を占める超軽量の小型車(軽乗用車)は 日本以外のどの市場でも販売されていない。こうした軽乗用車は当初、第2次世界大戦後の日本の安い乗用車ニーズを 満たすために開発された。だが、海外市場にとっては余りに小さいかあるいは余りに割高という短所がある。
日本では燃費効率の良い乗用車に強い嗜好があり、その結果、乗用車メーカーはハイブリッド車のような一連の 高度技術車を開発してきた。だが、それは必ずしも他の外国市場で容易に通用するものではない。
日本は自動車輸入に関税を課していない。日本で展開している自動車メーカー幹部は、世界の自動車メーカーが 中国と米国に次ぐ世界第3位の自動車購入市場である日本で勢力を伸ばせない大きな理由は、日本国内のこうした ユニークな嗜好にあるとしている。外国自動車メーカー幹部は、軽乗用車に対する日本の優遇税制と、その特殊な 安全・環境規制が日本を外国の競争から保護している非関税障壁になっていると述べている。
米国のビッグスリー(3大自動車メーカー)は、先月開かれた東京モーターショーに3回連続で参加しなかった。 その一角であるゼネラル・モーターズ(GM)の日本法人トップは、日本でのGM車の販売状況を考えると参加するのは 経済的に難しいと述べている。(以下略)
しかし自分勝手な民族ですね、個人の嗜好まで障壁だと言い出す始末、まったく持ってあきれ果てるばかりです。
食い込みたい地域があるならそこに合わせるのが筋で、ごり押しするとますます売れなくなりますよ。
大体日本の道路は軽自動車が走るのに適した幅なんですよ、アメリカの乗用車じゃはみ出しますよ。
駐車場だってとまれない。
それに日本は車の維持費がべらぼうに高いんで、必然的に軽になるんです。
大体軽自動車増税しないで乗用車減税しろ!!
上に関連してもう一本
日本は50位で「落第」 温暖化対策の通信簿、原発ゼロ響く? 中国にも抜かれ
世界の主要58の国と地域で、地球温暖化対策が最も進んでいるのはデンマークで日本は50位で「落第」とする温暖化対策ランキングをドイツの環境シンクタンク「ジャーマンウオッチ」などがまとめた。温室効果ガスの排出量が増加傾向にあるため2013年の日本の順位は前年の44位から後退。48位から46位にランクを上げた中国に抜かれた。中国は再生可能エネルギーが大幅に拡大していることなどが評価された。
温室効果ガスの排出量や再生可能エネルギーの比率、エネルギーの利用効率に関するデータに、政策分析の結果を加えた指標を作り、採点した。
産業革命以降の気温上昇を2度未満に抑える国際目標の達成に向け十分な対策を取っている国がないことから前年同様、1~3位は「対象国なし」で、トップは4位のデンマーク。日本はエネルギーの利用効率でやや成績がよかったものの47・21点で、「落第」とされた15の国と地域の中の一つに。大排出国の米国は43位、インドは30位だった。
変な総理大臣のときに25%削減なんて世迷言言っちゃったからな~
ね、日本は軽自動車が必要なの。
大体「京都議定書」以前にかなりの高効率になっていた日本がそんなによくなるわけ無い。
ガソリン垂れ流しながら走っているアメ車は日本に輸出するべきではないですね。
ウォール・ストリート・ジャーナルさん。